大好きな彼氏と一緒にお風呂に入る時間。リラックスできて、普段できないような話もできる特別なひとときですよね。でも、ふと「カップルが一緒にお風呂に入るのは良くない」「長続きしない」なんて話を聞くと、急に不安になってしまう…。このまま続けていいのかな？マンネリの原因になっちゃう？そんな風に悩んでいませんか？
この記事では、なぜ「良くない」と言われるのか、その理由を探りつつ、二人のバスタイムをもっと素敵な時間にするためのヒントや、マンネリを防いで関係を長続きさせるための秘訣をご紹介します。
なぜ？カップルで一緒にお風呂に入るのが「よくない」と言われる理由
幸せなはずのバスタイムが、なぜ「良くない」と言われてしまうのでしょうか？そこには、多くのカップルが経験するかもしれない、いくつかの理由があるようです。まずは、その具体的な理由をみていきましょう。自分たちに当てはまる部分がないか、チェックしてみてください。
ドキドキ感が薄れてマンネリ化しやすいから
付き合いたての頃は、一緒にお風呂に入るだけでドキドキしたもの。でも、慣れてくるとその特別感が薄れ、ただの「日常」になってしまうことがあります。裸を見慣れてしまうことで、異性としての神秘性やときめきが失われ、マンネリ化を加速させる一因になると考える人もいます。
隠したい部分（体型など）を見られてしまうから
いくら好きな彼氏でも、自分の体型やすっぴんなど、あまり見られたくない部分もありますよね。お風呂はすべてをさらけ出す場所だからこそ、「太ったと思われたくない」「ムダ毛の処理が甘いかも…」といったコンプレックスや羞恥心がストレスになってしまうことがあります。リラックスできるはずの場所が、逆に緊張する場所になってしまうのは辛いですよね。
一人のリラックスタイムがなくなるから
お風呂は、一日の疲れを癒やし、誰にも邪魔されずに自分だけの時間を過ごしたい、という人にとって大切な空間です。彼氏と一緒に入るのが習慣になると、そうした貴重な一人の時間が失われてしまいます。「たまには一人でゆっくり考え事をしたい」「何も気にせずぼーっとしたい」と感じているのに、言い出せずにいると、少しずつストレスが溜まってしまうかもしれません。
衛生面が気になるから
細かいことかもしれませんが、身体の汚れや湯船の清潔さなど、衛生面が気になるという声もあります。特に潔癖なタイプの方にとっては、共有することに抵抗を感じる場合もあるでしょう。
生活リズムや好みの違い
お風呂に入る時間帯や、お湯の温度、長風呂が好きか、すぐに出たいかなど、お風呂に関する好みは人それぞれです。どちらかが相手に合わせ続けることになると、小さな不満が積み重なっていく可能性もあります。
よくないとも言い切れない？カップルが一緒にお風呂に入るメリット
「良くない」と言われる理由を見て少し不安になったかもしれませんが、もちろん、一緒にお風呂に入ることには素敵なメリットもたくさんあります。むしろ、二人の関係を深める絶好のチャンスと捉えているカップルも多いのです。ここでは、一緒に入ることで得られるポジティブな側面を見ていきましょう。
コミュニケーションが深まる絶好の機会
リビングや寝室とは違う、開放的でリラックスした空間だからこそ、普段は照れくさくて言えない本音や感謝の気持ちを伝えられたり、将来のことなど、真面目な話をゆっくりできたりします。テレビやスマホなどの邪魔が入らない、二人だけの濃密な対話の時間が持てるのは大きなメリットです。
スキンシップで愛情が深まる
肌と肌が触れ合うスキンシップは、愛情ホルモンとも呼ばれる「オキシトシン」の分泌を促し、幸福感や安心感をもたらすと言われています。背中を洗い合ったり、マッサージし合ったりすることで、言葉以上に愛情が伝わり、二人の絆をより強くすることができます。
リラックス効果を共有できる
温かいお湯に浸かるリラックス効果を二人で共有できるのも魅力です。一日の疲れをお互いに癒やし合い、「今日も一日お疲れ様」と労うことで、心身ともにリフレッシュでき、明日への活力を得られます。
相手への理解が深まる
無防備な姿をさらけ出すことで、お互いのコンプレックスや弱い部分も含めて受け入れ、より深いレベルで相手を理解するきっかけになることもあります。「こんな一面もあるんだ」と知ることで、さらに愛情が増す可能性もあります。
マンネリ防止！一緒に入るお風呂を「長続きの秘訣」に変える工夫
一緒にお風呂に入ることを「良くない」ものにするか、「最高の時間」にするかは、結局のところ二人次第。マンネリ化を防ぎ、むしろ関係を長続きさせるためのスパイスにするには、ちょっとした工夫が大切です。今日から試せるアイデアをご紹介します。
「毎日」ではなく頻度を決める
「必ず毎日一緒に入る」と決めつけず、週に数回、週末だけ、特別な日だけなど、二人にとって心地よい頻度を見つけるのがおすすめです。「たまに入るからこそ特別感がある」という状況を作ることで、ドキドキ感を維持しやすくなります。今日は一人でゆっくり入りたい、という気持ちも尊重し合える関係性が理想です。
会話や雰囲気を楽しむ工夫をする
ただ一緒に入るだけでなく、その時間を楽しむ工夫を取り入れてみましょう。
- お気に入りの入浴剤やアロマを使う: 香りでリラックス効果を高め、いつもと違う雰囲気を演出。
- 防水スピーカーで音楽を流す: 二人の好きな音楽を聴きながら、リラックスしたり、会話のきっかけにしたり。
- キャンドルを灯す: ロマンチックな雰囲気を演出し、非日常感を味わう。
- お風呂で使えるおもちゃやグッズで遊ぶ: 童心に返って楽しむ時間も大切。
- 今日あった出来事を報告し合う: ポジティブな話題を中心に、お互いを労う時間にする。
スキンシップを大切にする
慣れてきても、背中を洗い合ったり、軽くマッサージし合ったりするスキンシップは続けましょう。言葉がなくても、触れ合うことで愛情や感謝の気持ちが伝わります。「ありがとう」「気持ちいいね」といった言葉を添えるとなお良いでしょう。
お互いの「一人の時間」も尊重する
いくら仲が良くても、たまには一人になりたい時もあります。「今日は一人で入りたいな」と思ったときは、正直に伝える勇気も大切です。そして、相手がそう言ったときも、快く受け入れる理解が必要です。お互いの気持ちを尊重し合える関係こそが、長続きの秘訣です。
感謝の気持ちを忘れない
一緒にいられること、一緒にお風呂に入れることへの感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。「いつもありがとう」「一緒に入れて嬉しい」といった言葉を伝えるだけでも、マンネリ化を防ぎ、温かい関係を保つことができます。
結論：大切なのは二人の気持ちとコミュニケーション
ここまで、「良くない」と言われる理由、メリット、そしてマンネリ化を防ぐ工夫について見てきました。結局のところ、カップルが一緒にお風呂に入るのが良いか悪いかは、一概には言えません。一番大切なのは何なのか、改めて考えてみましょう。
「ルール」ではなく「二人の心地よさ」を優先
世間の意見や「〜すべき」というルールに縛られる必要はありません。大切なのは、あなたと彼氏の二人がどう感じているか、どうしたいかです。お互いが「一緒に入りたい」「楽しい」「リラックスできる」と感じているなら、それは二人にとって「良いこと」なのです。逆に、どちらか一方でも負担やストレスを感じているなら、無理に続ける必要はありません。
不安や不満は正直に話し合おう
もし、あなたが「マンネリ化してきたかも」「ちょっと恥ずかしいな」「一人の時間がほしいな」と感じているなら、勇気を出して彼氏に伝えてみましょう。逆に、彼氏が何か思っていそうな素振りを見せたら、優しく聞いてあげることも大切です。お互いの本音を話し合い、頻度や入り方について二人で納得できるルールを作っていくことが、問題を解決し、より良い関係を築くための鍵となります。
お風呂は二人の関係を映す鏡かも？
一緒にお風呂に入るという行為は、二人のコミュニケーションや関係性のあり方を映し出す鏡のようなものかもしれません。お互いを思いやり、変化を楽しみ、素直な気持ちを伝え合える関係であれば、お風呂の時間もきっと素晴らしいものになるはずです。もし、お風呂の時間に悩みがあるとしたら、それは二人の関係性を見つめ直す良いきっかけなのかもしれませんね。